「Extreme Hearts LIVE STAGE」に行った

2025年3月2日に開催された「Extreme Hearts LIVE STAGE」に行ってきた。

本当に、本当に、何と言ったらいいのだろう。
(あまり良い表現に取ってもらえない気がするが、)最大値という単語がライブ中頭に浮かんでいた。また、(もしかするとこれも失礼な言い方になってしまうかもしれないが、)出来る範囲で最善を尽くしてくれているんだなぁと、常にひしひしと感じられていた。
そして私は、ただひたすら感謝することしか出来ない。
そういうライブだった。

パフォーマンスの細かい部分などはほとんど覚えていない(そういうのを覚えられない人間)ので、感想を書くというよりは自分語りをしていく形になるが、とりあえず時系列にやってみる。


物販会場のそばにフラスタと、そしてクラウドファンディングの企画で寄せられたメッセージが掲示されていた。

TVアニメ『Extreme Hearts』では、陽和たちRISEを応援する輪がどんどん広がっていく様子が描かれていた。またエクハは、アニメ以外の展開も用い、現実の私たち視聴者もその輪の中に加わっていくという、ものすごいことを試みていた作品でもあった。それは、2年前に行われた「Extreme Hearts × Hyper × Stage」というイベントや、その熱狂ぶりを受けて(?)作られた新曲たち、数々のグッズ展開、生配信等によって、さらに拡張されてきた。
その流れを考えれば、このライブ会場にExtreme Heartsを応援する人たちのコメントが張り出されているというのは、とてつもなく良い光景だと言える。
正直なところ最初は、「あーオタクたちのコメントね、はいはい」みたいなことを思いつつ、でも自分のメッセージが載っているのは見たいなと、ややそわそわしながら眺めていただけだった。でもいくつか(主にフォロワーさんのものを)読んでいくうちに、どのメッセージからも熱量や応援する気持ちが伝わってくることを感じて、もしかするとこれはとても良いものなのではと思い始め、いま書いたことに気が付くことが出来た。

ライブの話に進む。

最初の曲は、岡咲さんによるエクハのオープニング曲、インフィニットだった。
実はここで(自分に)トラブルがあって、物販で買ったペンライトが、ライブ前に確認で何度か光らせていたにも関わらず、岡咲さんがステージに出てきたタイミングで点灯しなくなってしまった。実際には、誰かが出てくるぞというところでペンライトの異変に気付き、そちらに注意を持っていかれていたので、目を上げたらそこに岡咲さんが立っていたという状況だった。
予備にキンブレを持ってきていたが、正直インフィニットは(というか岡咲美保さんを、なのですが……)一秒たりとも目を離していたくなかったので、取り替えることはせずに光らないペンラをそのまま振っていた。
そんなトラブルはあったものの、インフィニットというのは本当に大アンセムで、当然大好きな曲なので1曲目から爆上がりすることになった。ワンマンだとあんまりやってる人がいなくてやや寂しいコールもちゃんと入れてた。後ろでオープニング映像が流れていた(はず)のも嬉しかった。

次にMay-Beeが出てきた。ここで、曲が始まる前に時間があったのでそそくさと光らなくなったペンライトとキンブレを取り替えた。
Buzz Everydayがちゃんと聴けるのってすごく嬉しいことだったし、この辺りで今回のライブで何を見ることが出来るのだろうかとふと思ったりして、また演者の皆さんの意気込みが伝わってきたり(と勝手に感じたり)で、何だか今日はどこかで急にほろっと来ちゃいそうだな~と考えていた。

その次が陽和の曲、青空に逢えるよだった。
このときの衣装が前回のEHSのときのもので、ぶっちゃけ青空に逢えるよとマッチしているとは言えなかった。しかしこのとき、登場前のアニメ映像の演出もあったし、今日はアニメの流れを意識したセトリなんじゃないかと予感して、ということはこの後RISEのメンバーが追加で出てくるのかと思い、(まだ予想の範囲だったけど)感動して鳥肌が立ってしまった。

そして実際に、岡咲さんと優木さんが出てきてStating 3でRise up Dreamの披露から、さらに福原さんと小澤さんが登場して5人でHappy☆Shiny Stories、大好きだよって叫ぶんだ、だった。
さっき、どこかで泣いちゃいそうだなぁと思っていたと書いたけど、このときは幸福感でいっぱいで、ひたすら楽しくなっていたという記憶がある。

ここで「エクストリームラジオ」の時間が来た。
ステージの設営で次はこれだと察せられたので、本格的に始まってしまう前に点灯しなくなったペンライトの電池の交換を試みた。すると無事にちゃんと光るようになったので、以降キンブレからこのペンライトに切り替えていた。やっぱり、特に新曲たちのときには、物販で販売されていたペンラを振りたいと思っていたので本当に良かった。それにしても、念のためということで当日の朝に乾電池を買ったことがこうも活きてくるとは思わなかった。
ラジオも、寄せられたメールが全てあたたかかったし、本当にいい空気だなぁと感じていた。利根さん橋本さんの回し方もうまいし、利根さんのいろいろも面白かった。

エクストリームラジオが終わり、May-Beeが登場した。
HELLO HEROと、Believe in smile!!。これで、May-Beeは存在しているMay-Beeの曲を全てこの日に披露したことになった。
Believe in smile!!に入る前にこれがMay-Beeの最後の曲ですと言われたとき、もうそんな時間になってきたのかと驚くとともに感謝の気持ちが込み上げてきて、しっかり盛り上がろうと思ったことを覚えている。

May-Beeの曲は全て出たがまだ羽月には曲が残っていて、ここで野口さんが登場し、クラファンの企画で制作された陽和と羽月のスペシャルユニット楽曲、キセキRelationが披露された。
クラファンの企画で一応ライブよりも(そして発売よりも)先に音源を頂いていたのに、最初の手拍子に演者の側から煽ってくるまで気が付かけなくて、情けなかったかなぁと思う。

次にあなたの望み。
これはノノと陽和が2人で歌っている曲なのだけど、今回は橋本さん一人での歌唱だった。何故か最初のところだけ観客が陽和のパートを歌うことになったが……。
すごく丁寧に歌われているという印象を受けて、また歌詞が、アニメの流れを汲んだセトリや演出をしているこのライブにぴったり合っていることに気が付いて、とても感動していた記憶がある。

いよいよRISEの2回目の登場で、まず全力Challenger。
“みんな大好き"のくだりを、今回のライブでもやっていた。EHSの時にはどうだったのか全く覚えていないが、今回野口さん以外の4人はアニメと同様に間奏の振り付けを繰り返していたことが印象に残っている。また、これは今気が付いたことなのだけど、この部分が音源とは違うverのオケになっていた(いやそれはそう)。
RISE全員で"みんな大好き"と言ってくれたの、本当にすごく嬉しかった。

そしてStart Sign。
エクハの曲、特にRISEの曲はどれも大好きなのだが、Start Signは実のところとび抜けて好きな曲だ。何度か言ってるがまずタイトルからしてすごく良いし、歌詞や曲調も、これはアニメ全12話を受けてこそ作れるようになったものだ、と感じられることが本当に素晴らしい。また、そういうのを全部置いといても(そんなことは無理なんだけど)、シンプルにすごく好きと言える曲だ。
そんなStart Signだが、去年の5月のキンスパでは披露されなかったので今回が初めての披露で、だから本当に嬉しかった。
振り付けも可愛くてすごく良かった。この曲はアニメの後に制作された曲なので、この振り付けはこのライブのために作られたものなのだと思うと(他の曲でもいくつかそうだったと思うが、初めてそのことに気が付いたのはこの曲)、やっぱり感謝の気持ちでいっぱいになった。
だから、いろんな感情が重なってほとんど泣きかけていたのだが、この曲は体が自然に動く曲でもあったので、ここでは盛り上がる方に意識を注いでいた。

最後の曲、SUNRISE(ver.RISE)。
実は今回のライブ中、コールや跳びポを把握してなくて微妙にそこには乗れなかったな、ということが何度かあった。といっても自分が曲を聴いてそういうのが分からない人間だということは十分理解していたし、そういうときは自分なりに楽しもうとするルートへすぐに入ることにも慣れていたので、あまりネガティブな話ではない。
だが、SUNRISEに関しては以前のキンスパで披露された際、終わった後に何人ものフォロワーが言及していた"4連跳びポ"を全く把握しておらずだいぶ悔しく感じたという思い出があったので、何度も聴いてどこが4連跳びポなのか分かるようにしてきていた。
その結果、この日はサビの4連跳びポで毎回ジャンプすることが出来て、とても気持ちよかったしこんなに綺麗にハマるのかよと謎に感動したりしていた。


こうして全ての曲が終わり全員がステージに出てきたところで、前回と同じようにキングレコードの三嶋さんからのお手紙が読み上げられた。
そこには、やはり前回のEHSのときと同様に、エクハは依然として特に売れているわけではないこと、でもファンの熱量は相変わらずすごいらしいということ、そしてエクハを続けていきますという宣言が、書かれていた。
聞いているうちに、今日一日のあれこれの積み重ねがここに来て込み上げてきて、涙が自然と溢れ出して止まらなくなってしまった。
これは後から考えたことだけど、お手紙が来たことに対してEHSではもうそれは奇跡みたいな気分だったのが、今は内輪の出来事の一つと見ることが出来てしまっていて、今回は書いてある内容も言ってしまえば想像通りだったと思うことすらあった。でもそれは、続けて行きましょうという想いや意思が、あちらでもこちらでも確かなものになっていることの表れだったのかもしれない。

そして、最後の挨拶ですごく印象に残っている出来事があって、野口さんの挨拶の最後に出演者全員で揃って「ありがとうございました」をやられたあとに、最後の最後の退場の前にもまた全員で「ありがとうございました」をやられていたことだった。
たまたまそうなっただけの、何でもない重複だったのかもしれないが、2度も感謝の言葉がこちらに向けられたことを、私はとても印象的だったと思った。

あの「ありがとうございました」を、どうしても形ばかりの挨拶と思うことは出来なくて、そこには(いやわざわざ言う方が失礼になるぐらい当然のことなんだけど)感謝の気持ちが込められていて、それを私(たち観客)はちゃんと、ただの挨拶としてではなく、もっとちゃんと受け止めるべきだと思った。クラファンのこととかは勿論あるけれど、クラファンをやったから云々というのは関係なく、エクハを応援している人間として。
でも、ただのオタク(私)にはそれを全部受け止めきるのはすごく難しいことで、どうにも出来ずに呆然と立ち尽くしてしまった。
だから、あちらから向けられた感謝に対して、その状態でこちらから出来たことはただ一つ、こちらからも「ありがとうございました」と言う(思う)ことだけだった。

話が前後するけれど、エクハが大好き、と叫ばせてくれたのはやっぱりすごく嬉しかった。キンスパで大好きだよって叫ぶんだが初披露されたとき、言えるタイミングを掴めなかったことが少しだけ気がかりだったので。
また最後にSUNRISEとED映像とともに流れた、クラファン支援者の名前一覧もすごく良かった。ここに関しては自分もクラファンをやったからというのはあるけれども、でもあの知ってる名前ばかり流れてくる独特のあたたかい空気がとても心地よく感じられた。

会場から出たあと、やっぱり受け止めきれなかったことが気になって、ずっとぼんやりしてしまっていた。このタイミングでしか挨拶出来なかったフォロワーさんが何人かいたのだが誰とも話す気分になれず、ぼーっと一人で夜の街を歩いていた。



ここまで、感想というよりは自分語りだと言いつつ、一応ライブの内容に触れて話をしてきた。
ここからは少しだけ、普段ならこのブログ(小文字)ではなくてあちらのブログ(中文字)でしているようなことを書かせてほしい。急に話が変わってびっくりさせてしまうかもしれないが、私の中では必要なことなので(というか私が書いておきたいだけなので、むしろ読み飛ばしてほしいとすら思う)。


今までずっと、Oさんが好きな気持ちとエクハが好きな気持ちは両立するのか、つまり、(特にライブや配信等で)あちら立てればこちらが立たぬ、みたいなことにならないだろうかということを気にしていた(“あちら"や"こちら"に代入するのはあくまで私の中の気持ちであって、対象そのものではない)。
しかし、最近になってようやく分かるようになってきたのだが、それはただの杞憂であり、実際には掛け算のように、どちらもあってどちらもすごく嬉しいとなれるのだと気がついた。そして、掛け算のように嬉しくなったのはまさにこのライブでも起こっていて、本当にかけがえのない一日を過ごすことが出来た。

また、Oさんのライブに行くようになったおかげでだいぶライブに慣れることが出来たのだが、それはこのライブでも活きていたと感じる。
これは私にとってものすごく大きな意味を持つことだった。なぜなら、私の人生で初めてのライブの経験は前回のEHSだったからであり、また私がOさんのことを初めて知ったのはエクハだったからだ。
Oさんを応援するようになったのはEHSからもう少し経ってからだったが、今までに2度ワンマンライブが開催されて、またいくつかのフェスに出演されていたのでそこに行く機会もあった。
最初にEHSでライブというものを知ったときは周りの人たちの盛り上がりにびびってしまったり、ペンライトをうまく振れないことを気にしてしまっていたのだが、何度かのライブへの参加を経てライブそのものに慣れたり、自分がどういう人間でどのようにすれば楽しむことができるのかというのが分かるようになっていた。
だから、エクハのライブイベントが再び開催され、そこで自分がちゃんと盛り上がることが出来たことは、私にとってとても感慨深いことだった。言うなれば、Oさんのワンマンが私のホーム(実家)ならエクハは生家ともいうべき存在で、ここにまた戻ってくることが出来て本当に嬉しい。俺ってエクハ生まれ女性声優育ちのオタクだから。

(うーん、やっぱりあっちのブログのノリをこっちに持ちだすのは良くなかった気がする……)



呆然としてしまい、ただただ感謝することしか出来なくなっていたところから、ライブ後の打ち上げだったり、一夜開けてインターネットでいろんな感想が飛び交っているのを眺めたりしているうちに、次第に最高のライブだったよな?みたいに感情が大きく動くようになっていた。何なら曲を聴いて唐突に泣き出したりもした。
それは自然な流れで正しいことだと思うが、でもやはり、あの日のステージやあちらからの気持ちを、果たして自分はきちんと受け止めきれているのだろうか、と問い続けることを忘れてはいけないなと思う。


以上です、ここまで読んでくださりありがとうございました。