女性声優を好きになった話
Oさんのことを初めて知ったのは、エクハというTVアニメだった。第一話の時点からOさんの演じるキャラクターのことが好きだったが、一話の最後でOPが流れた時は、多分主人公(の声優さん)が歌っているんだろうと思うけど、なんか違う気がするなぁとしか思っていなかったと思う。その後は流石にインフィニットを歌っているのがOさんであることは認識していたと思うが、特に何も思っていなかった。また、好きなキャラの声優であるOさんのことを意識することもなかったが、アニメイトで行われたオンリーショップのときの直筆サイン入りポスターの抽選(誰のサインに応募するのか選べた)では好きなキャラクターの声優さんということで、Oさんのサインに応募したということはあった。
初めてOさんのことを好きかもと思ったのは、エクハの放送が終わってもまだ熱が全く冷めていなかった10/2の深夜、フジテレビでやっていたある音楽番組を見た時だ。なぜこの番組を見たかというと、TLでOさんがテレビでインフィニットを歌うぞ、という旨のツイートが流れてきたからだが、この時は「エクハのオープニングを歌っているところをテレビで見られる!」という気持ちだった。その歌唱姿を見た感想というのは全く覚えていないのだが歌唱に入る前のトークで、Oさんが高校時代に放送部で、声優になるために黒板にいろいろと書き込みながら研究や練習をしていたというエピソード(すみません、内容はあんまりちゃんと覚えてないです)をお話しされていて、その真面目さに強く惹かれたことを鮮明に覚えている。
その後は11月にB4Uのリリイベに現地で参加して、Oさんのコメント良かったなと思った記憶がうっすらある程度で、多分しばらくOさんのことを意識することはなかったと思う。3/26には、“あの"EHSに参加した。インフィニットの音源を持ってなかったという理由で開演前の物販でOさんのアルバムを買ったことと、たまたま席が前寄りで、しかもOさんがかなりよく見える位置だったことを覚えている。また、OさんはこのイベントでRISEとしてだけでなく、OPアーティストとしてインフィニットを歌ってくれたのだが、それも含めてこのイベントは本当に最高で、ものすごく幸せな気持ちになれた思い出となったので、また機会があれば何かしらのライブイベントに参加したい、もう一度生でインフィニットを聞きたい、と考えるようになっていた。
確か4月の終わりごろだったと思うが、たまたまOさんがNさんと二人でやっているあうスタという映像付きラジオ(のアーカイブ)を見た。その後も何回か見ることがあって、いつから思い始めたのかは分からないが、Oさんの言動に(本当に勝手ながら)自分と似ているところを見出して、勝手に嬉しくなったりしていた。しかも、ただ共感できるというだけでなく、自分だったら勇気が出なくてなかなか出来ないようなことをOさんは言ったりやったりしていて、このときは好きというよりは人として憧れていたという面が強かったと思う。
そして、8月にはOさんが出演するアニサマに行くことになった。ライブイベントがEHSが初めて(というかイベントに参加したのはリリイベが初めて)で、アニサマにどういう姿勢で行けばいいのか全く分かっておらず、とりあえず自分はOさんのインフィニット目的なのだから、Oさんが他にどんな曲を出しているのか知っておくのが筋なのかな、と思っていた。アルバムはもう持っていたので、あとは既に出ていたシングル二つだったが、どうやらBD付きのやつでも中古でかなり安く手に入るらしかったので、そちらを買った。MVそのものも良かったが、特に(MVの)メイキング映像を見るのが、Oさんの人柄を今まで見たことのない角度から見させて頂いている感じがして、楽しかった。そのまま既に持っていたアルバムもBD付きのものを新たに買い、MVとメイキングを見ていた。これらと、あとアニサマで歌われるであろう曲のアニメを視聴し始めたのがアニサマの数日前だったのだが、何故かその数日間は他にもやることがあり忙しく、夜にちょっとずつ進めていくという感じでかなり濃厚な数日間となっていた。また、実はOさんは二日目の他にも、一日目のけやき広場で出演するイベントがあり、それも見に行ったというのも、ちょっと変な毎日を過ごしているなぁ感が増していた(実はこれらの前にはエクハを見返すこともやっていて、それでいろいろ考えさせられたりしていたので余計にだった)。このちょっと不思議な気分が、このあとの行動に少なからず影響していると思うので長くなってしまったが説明させて頂いた。肝心のアニサマはというと、周りが黄色でいっぱいの中自分がピンクのペンラを振っていたこと以外、Oさんの歌唱姿もほとんど覚えておらず少し後悔が残ってしまった。が、ライブに行ったあとの高揚感というものも当然あり、それとこの後悔とで、Oさんが出演するイベント、特にライブイベントに出来るだけ行ってみたいなという気持ちになっていた。
白状すると、この時点までは俺がOさんをある程度好きだというのは、ちょっと冷やかし程度というか、自分もツイッターのフォロワーさん方のように(この言い方はちょっと決めつけというか、全員がそうというわけではないです)それなりかあるいはそれ以上に好きな女性声優がいること自体や、それによって何らかのイベントに行く頻度が高くなったりすると楽しいかなぁという気持ちが混ざっていた。要は、それほど真剣ではないというか、それほど真剣にならない程度に好きという状態を自分でコントロールしていたということになる。それでも、このアニサマを経て、今まで自分に見えてる範囲のことをなんとなく追ってきていたのを、どのくらいまで見るのかなどを、もっとちゃんと考えないといけないとは思うようになっていた。
明確にターニングポイントだと言い切れるのが、アニサマから数日後に行われた、あるデジタルシングルの配信記念生配信だった。この配信で、11月に新たにシングルをリリースすることと、それに伴いイベントがいくつか行われることが発表されたのだが、そのうちの一つがお渡し会だった。本当に世間知らずの人間なのだが、たまたまお渡し会というのは俗にいう接近イベントであり、参加した人がヘラったりするもの、みたいな認識を持っていて、だからお渡し会というのは結構な覚悟を持って参加しないといけないのでは、ということを勝手に思っていた。なのだが、このときはここまで考えることは全くなく、ただただ女性声優を間近で見られる機会が(抽選に当たれば)あるということに本気でびっくりしてしまい、しばらくチカチカした気分だった。そのよく分かってない状態のまま、とりあえず翌日お店に行きCDを予約した。このときは(2つのお店でお渡し会の枠が2枠あって)各店舗で一枚ずつ予約しただけだったのだが、冷静に考えると複数枚積んだ方が当選確率が(おそらく)上がるはずだということに気が付いて、その翌日またも何もよく分かってないままお店に行きCDを予約した。そうこうしている間に段々と、さっき書いたように、中途半端に好きなだけでお渡し会に行っていいのだろうか、という疑問が頭をもたげてきた。そして、それなら真剣にファンをやろうと決めた。
まず手始めに行ったのが、あうスタのニコニコチャンネルに入会することだった(ちょうど9月1日から入会した)。これでアーカイブを全て見ることができるようになった。なぜこれを一番最初にやったのかというと、まず間違いなくOさんを好きになった理由の大半があうスタでの言動であり、また単純にあうスタを見るのが楽しかったため、この番組をちゃんと追っていくところを自分の軸にしようと決めたからだ。そして、Oさんが過去に出演していたアニメで、少なくとも主要キャラを演じたアニメは全部見ようと決めた。実際にはいまだに全然追いついておらず、俺にとって今期アニメをリアタイで視聴する以外のアニメ視聴が一大事であることもあり、気長に達成していけたらと思っている(弱い)。しかし、9月は決めた直後であったためまだ勢いが残っていて、頑張ってそこそこ継続的にアニメを視聴出来ていた。あうスタももちろん(実はアニメを見るよりもかなり)楽しく見れていた。
そんなこんなで、順調に滑り出したように思えたのだが、10日に衝撃的な出来事があった(正確には9日のあうスタの放送での発表なのだが、俺は寝て起きてからツイッターでそれを知った)。なんと、あうスタが9月末で放送終了してしまうということで、これには本当に唖然としてしまった。このときは、つい先日それなりに覚悟を決めてチャンネル入会したばかりなのに番組が終了するなんてそりゃないよ、という気持ちがそこそこあったのだが、同時になんでこんな良い番組が終わってしまうんだ、という気持ちも(新参のリスナーなのに)あり、後日アーカイブを追っていくうちにますますこの番組が好きになり、後者の気持ちがどんどん大きくなっていった。それでも、あうスタを見ているときは純粋に楽しんでいるので、あまりいろいろ考えたりはしていない。
そして、Oさんが出演されたいろいろを見たり、雑誌のインタビューを読んだり、曲をよく聞くようになったり、またあうスタのアーカイブを見たり(やっぱりこれが一番大きい)しているうちに、“それなりに"好きなわけでもなく、真剣にファンをやろうと"決めたから"ファンであるわけでもなく、純粋に本心からOさんのことを好きだと思うようになっていった。これは、取り立てて何かに端を発してとかではなくて、時間が流れるうちにどんどん確信を深めていった、みたいな話だと思う。
Oさんを好きになる大きなきっかけとなったお渡し会について、一応無事当選し参加してきて、その日の夜にあったリミスタも含めて自分の中でこれまた大きな出来事となったのだが、まだ自分の中で納得できる段階まで整理が付いていないことと、あとシンプルにさらに気持ち悪い文章をお出しすることになるしそれは恥ずかしいので書くのはやめておこうと思う。この記事のタイトルはすでに達成出来てるし。
以上です、ここまで読んでくださりありがとうございました。